F-26-D(強靭導体電線)

産業用ロボット等の機内配線・機器間接続など、可動部の配線に適します。

100V未満の小勢力回路用

耐熱性 80℃
絶縁体 熱可逆エストラマー
外装 耐熱耐油性塩化ビニル
試験電圧 AC1000V
絶縁抵抗 50MΩーkm以上

F-26-D(同心撚り)線心の識別

線心番号 1 2 3 4
ドットマーク
線心番号 5 6 7 8
ドットマーク
線心番号 9 10 11 12
ドットマーク
線心番号 13 14 15 16
ドットマーク
線心番号 17 18 19 20
ドットマーク

F-26-D(体形シールド付)線心の識別

対番号 1 2 3
線心番号 1 3 5
線心番号 2 4 6
対番号 4 5 6
線心番号 7 9 11
線心番号 8 10 12
対番号 7 8 9 10
線心番号 13 15 17 19
線心番号 14 16 18 20

許容電流値

公称断面積
〔AWG〕
素線数/素線径
独自補強糸入り
導体抵抗(20℃)
Ω/km以下
0.09 ㎟ 
〔28〕
6/3/0.08 219
0.15 ㎟
〔26〕
6/5/0.08 131
0.2 ㎟
〔25〕
6/7/0.08 94
0.3 ㎟
〔23〕
6/10/0.08 66
0.5 ㎟
〔21〕
6/17/0.08 39
0.75 ㎟
〔19〕
6/25/0.08 26
1.25 ㎟
〔17〕
6/42/0.08 16
2 ㎟
〔15〕
6/67/0.08 9.8

許容電流値 A (周囲温度30℃、空中1条敷設時)

2心 3心 4心 5心 6心
2.4 2.0 1.8 1.6 1.5
3.3 2.9 2.6 2.3 2.2
4.1 3.5 3.1 2.9 2.6
5.2 4.5 4.0 3.7 3.4
7.9 6.8 6.1 5.6 5.1
10.5 9.1 8.1 7.4 6.8
15.0 13.0 11.6 10.6 9.8
20.7 17.9 16.0 14.6 13.5
7心 8心 10心 12心 16心 20心
1.4 1.3 1.2 1.0 0.9 0.9
2.0 1.9 1.8 1.5 1.3 1.3
2.5 2.3 2.2 1.8 1.6 1.6
3.2 3.0 2.8 2.3 2.1 2.1
4.8 4.5 4.2 3.6 3.1 3.1
6.4 6.0 5.6 4.7 4.2 4.2
9.2 8.6 8.0 6.8 6.0 6.0
12.6 11.8 11.0 9.3 8.2 8.2

周囲温度30℃以上の場合は、電流減少係数表による係数を乗じて使用ください。

電流減少係数表

電流減少係数表 30 35 40 45 50
電流減少係数 1.00 0.95 0.89 0.84 0.77
電流減少係数表 55 60 65 70 75
電流減少係数 0.71 0.63 0.55 0.45 0.32

公称断面〔AWG〕 (素線数/素線径) 独自補強糸入り

0.09 ㎟ 〔28〕
(6/3/0.08)
0.15 ㎟ 〔26〕
(6/5/0.08)
0.2 ㎟ 〔25〕
(6/7/0.08)
0.3 ㎟ 〔23〕
(6/10/0.08)
0.5 ㎟ 〔21〕
(6/17/0.08)
0.75 ㎟ 〔19〕
(6/25/0.08)
1.25 ㎟ 〔17〕
(6/42/0.08)
2.0 ㎟ 〔15〕
(6/67/0.08)

標準仕上外径・上段:mm&概算質量(下段:kg/km)

2心 3心 4心 5心 6心
2.5
(9)
2.7
(10)
2.9
(12)
3.2
(14)
3.6
(17)
2.9
(12)
3.1
(14)
3.5
(18)
3.8
(21)
4.4
(26)
3.0
(14)
3.2
(16)
3.7
(21)
4.2
(26)
4.6
(30)
4.0
(22)
4.1
(25)
4.5
(30)
4.8
(35)
5.2
(40)
4.9
(33)
5.2
(40)
5.6
(48)
6.1
(56)
6.8
(68)
5.5
(44)
5.9
(53)
6.4
(64)
7.2
(79)
7.8
(91)
6.6
(66)
7.0
(80)
7.7
(97)
8.4
(116)
9.4
(139)
7.7
(92)
8.2
(114)
8.9
(140)
10.0
(171)
10.9
(200)
7心 8心 10心 12心 16心 20心
3.9
(19)
4.3
(23)
5.0
(28)
5.1
(31)
5.6
(38)
6.1
(45)
4.7
(29)
5.2
(34)
5.7
(38)
5.9
(43)
6.7
(56)
7.3
(67)
5.1
(36)
5.5
(40)
6.0
(45)
6.2
(51)
7.0
(67)
7.7
(81)
5.6
(48)
6.1
(56)
6.8
(60)
7.0
(68)
7.7
(86)
8.5
(103)
7.4
(77)
7.9
(86)
8.7
(96)
9.0
(110)
10.1
(145)
11.2
(176)
8.4
(104)
9.0
(116)
10.2
(134)
10.5
(155)
11.6
(198)
13.1
(248)
10.1
(158)
10.9
(178)
12.2
(205)
12.6
(238)
14.0
(305)
15.7
(381)
12.0
(234)
13.0
(263)
14.3
(297)
15.0
(353)
16.6
(456)
18.6
(568)

上記製品は受注生産品を含んでいます。尚、上記以外のサイズはご相談下さい。

識別&配置図(同心形)

線心番号 1 2 3 4 5
ドットマーク
線心番号 11 12 13 14 15
ドットマーク
線心番号 6 7 8 9 10
ドットマーク
線心番号 16 17 18 19 20
ドットマーク

上記製品は一部受注生産品を含んでいます。尚、上記以外のサイズはご相談下さい。

公称断面〔AWG〕 (素線数/素線径) 独自補強糸入り

0.09 ㎟〔28〕
(6/3/0.08)
0.15 ㎟〔26〕
(6/5/0.08)
0.2 ㎟〔25〕
(6/7/0.08)
0.3 ㎟〔23〕
(6/10/0.08)
0.5 ㎟〔21〕
(6/17/0.08)
0.75 ㎟〔19〕
(6/25/0.08)
1.25 ㎟〔17〕
(6/42/0.08)
2.0 ㎟〔15〕
(6/67/0.08)

標準仕上外径・上段:mm&概算質量(下段:kg/km)

1対 2対 3対
3.1
(13)
5.1
(20)
5.3
(32)
3.6
(18)
5.7
(35)
6.0
(41)
3.8
(19)
6.0
(38)
6.2
(46)
4.5
(26)
6.7
(48)
7.0
(58)
5.4
(37)
8.4
(70)
8.8
(87)
6.0
(47)
9.8
(94)
10.2
(117)
7.2
(66)
11.4
(128)
12.2
(170)
8.0
(86)
13.4
(180)
14.2
(235)
4対 5対 6対
5.0
(37)
6.0
(42)
6.4
(47)
6.4
(47)
7.1
(58)
7.5
(65)
6.9
(57)
7.4
(66)
7.8
(83)
7.5
(69)
8.1
(80)
8.6
(91)
9.7
(109)
10.5
(128)
11.2
(147)
11.1
(142)
12.2
(174)
13.0
(199)
13.2
(209)
14.4
(249)
15.6
(294)
15.6
(299)
16.9
(358)
18.4
(424)
7対 8対 10対
7.0
(55)
7.3
(60)
8.0
(70)
8.0
(72)
8.4
(79)
9.1
(93)
8.3
(83)
8.8
(92)
9.8
(112)
9.4
(106)
9.9
(118)
11.1
(148)
12.2
(171)
13.0
(190)
14.1
(226)
14.0
(226)
15.1
(259)
16.5
(309)
16.7
(335)
18.0
(383)
19.7
(460)
19.7
(483)
21.1
(551)
23.6
(678)

識別&配置図(対形)

対番号 1 2 3 4 5
線心番号
1
3
5
7
9
線心番号
2
4
6
8
10
対番号 6 7 8 9 10
線心番号
11
13
15
17
19
線心番号
12
14
16
18
20

1.左右屈曲試験

左右屈曲試験は完成品から試料5本を採り、次の付表1、付図1の条件で行い、平均値を求める。

senshin_img22 (1)

2.ケーブルベア試験

完成品から約2mの試料をとり、ケーブル外径の約6倍の曲げ半径(R)のケーブルベアに設置し、毎分約50mの速度で1mの距離を移動させる。

shiage_img31 (3)

3.捻回試験

完成品試料の一端を固定し、約300mmの箇所でU字型溝付のローラー部から下方向に垂らし、荷重を掛けた状態で、固定部側のケーブルを60回/分の速度で、左右各90度捻る。

shiage_img32 (3)

ケーブルベア配線及び末端処理について

1.ケーブルの種類

ロボット用計装ケーブル F-26ーD 強靭導体 退屈曲用 弱電流信号用
ロボット用計装ケーブル F-26-DSB(シールド)強靭導体 遮蔽(シールド)付 耐屈曲用 弱電流信号用

2.ケーブルベアの形状

1.ケーブルベアの曲げ半径(R)
ケーブル外形の約6倍以上の曲げ半径のケーブルベアで使用ください。

2.ケーブルベア内の配線について ケーブルベア内に配線した状態で余裕のある配線をし、できるだけ仕切り板を設置して、ケーブルが交差したり、捻じれないように注意してください。

3.エアーホスなどの固いものと一緒に配線する時は、仕切板を設置し区別してください。

senshin_img25 (1)

3.強靭導体の端末加工について

強靭導体は導体中心に強靭な繊維を使用してます、端末処理の際はこの補強繊維を同時に止めて端末加工してください。

試験結果

項目 左右屈曲 ケーブルベア 捻回
試験条件 角度&移動距離 左右各90度 2m 左右各90度
試験条件 速度 60回/分 50m/分 60回/分
試験条件 荷重 500g 500g
試験条件 曲げ半径(R)長さ   自己径の約6倍  自己径の約6倍  (長さ 約30cm)
品種 サイズ 左右屈曲  ケーブルベア 捻回
F-26-D 2×0.15㎟ 2000万回以上 500万回以上 1000万回以上
F-26-D 10×0.2㎟ 2000万回以上 500万回以上 1000万回以上
F-26-D 8×0.3㎟ 2000万回以上 500万回以上 1000万回以上
F-26-D 10×0.3㎟ 2000万回以上 - -
F-26-D 3×0.5㎟ 2000万回以上 500万回以上 1000万回以上
F-26-D 10×0.5㎟ 2000万回以上 500万回以上 1000万回以上
F-26-D 4×0.75㎟ 2000万回以上 500万回以上 1000万回以上
F-26-DSB  4×1.25㎟ 2000万回以上 - -
F-26-DSB  4P×0.2㎟ SB 2000万回以上 750万回以上 1000万回以上
F-26-DSB  10P×0.5㎟ SB 2000万回以上 750万回以上 1000万回以上
F-26-DSB  4P×0.75㎟ SB 2000万回以上 750万回以上 1000万回以上
F-26-DSB  20×0.75㎟ SB 2000万回以上 750万回以上 1000万回以上
F-26-DSB  4×1.25㎟ SB 2000万回以上 750万回以上 1000万回以上
F-26-DSB  4P×0.5㎟ SB 2000万回以上 500万回以上 1000万回以上
数字の・・・回以上は・・・回で断線しなかったが数値での試験中止を示します。
数値は平均値で保証値ではありません。